きららMAXの異変

まんがタイムきららMAXゲットしました。

今月はきららでブイブイと派手なぶち抜きをかましまくってるきららMAXが誇る百合の刺客、あわーちゅーぶの第1巻が発売します。

今月は白い幽霊の真相をあばきに校舎に潜入しますが、九条生徒会長が1ページぶち抜きで登場!!

もう、すげーとしか言い様がありません。
テンションも高いし、テンポもいいし、キャラも立っているし、ビジュアルも安定していて、もういいだろうって思うくらい百合百合しいし、なのになぜこの掲載順?!

よしむらかな氏初の単行本なんだからもう少しプッシュしてもいいんじゃないだろうかなーと。



さて異変というのはクローザーが変わったことです。
不動の抑えだったはずのワンダフルデイズが上位に掲載。
その代わりに○本の住人。がクローザーに。

いったいどういう心境の変化なんだ・・・
まぁワンダフルデイズが途中で出てきたので驚きましたよ、えぇ。




ゲストについて。
▲コンプレックス 鴨鳴アヒル

前回pixivで、この方かぁ〜とか思ってたら、良く考えたらけいおんのアンソロジーで書いてたじゃん!ってあとで気付きました。

さてもうゲスト掲載せずに連載でいいんじゃないでしょうかね。
後述するお願い神サマの代わりか!ってくらいイチャコラしてたのはさておき、独特の絵柄ということできららMAXの中では十分映えるし、キャラもなかなか魅力的。

フキダシは少し大きい気がしますが、キャラが枠いっぱいに動いてていい感じです。
いわゆる日常系百合マンガになってしまうのかどうなのか今後に期待です。
ってか表紙の裏!あわつべコミックス表紙と▲コンプレックスの構図が一緒!!



今月の注目作。
LSD
きららMAXでスポコン(風)を描こうとするかなりの意欲作だなぁとようやく気付きました。こりゃ上位に掲載されるわけですね。今月号はマジでオススメです。

初めての競技会で躓いて膝をついてしまいますが、なんとかゴール。
しかし、足がついていかなかったこと、自分のふがいなさに呆然。
帰宅後お風呂で一人反省をするも悔しさから涙が堪えきれません。

風呂からあがり思い出すのは友人であり、マネージャーの言葉。
「初めての公式記録です。だからベストタイムです。胸を張ってください」

そして瞳に移ったのは練習用のジャージ。
いてもたってもいられず、それを着て夜のランニングへと向かうのでした・・・

・・・スポコンっていうか青春っていうかいいですねぇ。
目が潤んじゃいました。
またしてもきららMAXで目が潤まされてしまいました。

オチは父親が自転車でこっそり見守ろうして無灯火で走ろうとしたら注意されてしまうという最後のオチなのですが、むんこ先生か!!っていうくらいのテンポのよさでした。

いちいちオチというかボケをかまさないといけないのが4コマの限界というか制約というか、可能性というのか、評価は分かれますが、ほどよいボケでいい感じだったんじゃないでしょうかね。


スポコンといえばラッキーストライクは今月もよかったですね。
唐突でしたが、レンちゃんがスペアが取れずリンに八つ当たりをしてしまいます。
しかしボウリングが好きになってしまったレンはボウリングがしたくてウズウズ。
そんなときリンが謝りに来て、コンビ復活!
より2人の絆が深まり、先輩たちとの絆も深まるのでした・・・

・・・こっちもええ話やなぁ〜と。
リンが「うん!」って言ったコマでは思わずウルッと来ちゃいました。
涙もろい性分なもので・・・


こういう青春というか成長の物語と全く対照的だったのがおにさん、こちらです。
こんにゃくゼリーで1話マルッと使っちゃったよ。
あまりにも頭使わなさ過ぎて、大丈夫か?!って思っちゃいました。



あときんいろモザイクはセンターカラーで登場。
センターカラーのシノを見て季節は秋なんだなぁと思いました(笑

今回はシノが覚醒します。
大好きな烏丸先生に通訳者になれますよね?って質問したらマジでこまった顔になる烏丸先生は正直ものの鏡ですね!
そして覚醒しますが、テストが終わるといつものシノに元通りです。



もう一つ注目はコスプレの神!です。
前月から思ってましたが、もうおバカなマンガですね。笑うしかないです。
いきなりブラを生徒会室の飾りにしようとしているのがぶっ飛んでるなぁーと。
会長も当初と違ってキャラが崩れまくってるし、いい感じにくだけました。
あとしずちゃんがおっぱい大好き里佳ちゃんとキャラ被りすぎだろう(笑


あとお願い神サマ!について。
最近、同じような展開ばかりで正直ついにか、という心境。
しかし、きららMAXの代名詞である百合を支えた作品であり、2人の甘甘なやり取りに安心感さえ感じたので、次回最終回は悲しいですね。
とはいえ次号どうまとめるのか楽しみです。


きららグループの中で後発ではありますが、粒ぞろいで多様なテーマの作品を揃えつつあるMAXは看板級がゴロゴロいるキャラットと比肩するレベルになりました。
クローザーを代え、攻める気満々のMAXの今後に期待大です。