きんいろモザイク第一巻感想!!

このブログがきんいろモザイクに注目してから、一年経つんですか。早いもので無事に原悠衣先生著きんいろモザイク第1巻発売でございます。

きんいろモザイク (1) (まんがタイムKRコミックス)

きんいろモザイク (1) (まんがタイムKRコミックス)

この漫画の魅力はキャラの個性がしっかりと立っていて、それぞれに見せ場がある点ですね。

主人公の忍ことシノ、アリスにはもちろんスポットが当たりますが、脇をがっちりと固めるヨーコと綾にも十分な見せ場がある点がキャラの個性を尊重させ、作品を面白いものにしていってます。
私の一番のお気に入りは綾ですが、結構人気はあるんじゃないでしょうかね?
ヨーコの浮いた話に動揺しっぱなしな綾が、ヨーコとの友情を再確認するシーンなんかは読んでてすばらしいですね。



そしてこの作品の最大の魅力はキャラがすごくかわいいという点です。
なんだこれ、もう表現できないくらいかわいいですよ?!
単行本のキャラクター紹介のページは特徴をよく表しています。

(読み返してて)あーなるほど。アリスのカーディガンが淡いピンクなのは桜のイメージだったんですね(いまさらですが)

単行本は関係ありませんが、今月発売のきららMAXの表紙なんかは、輝いて見えるくらいすばらしいものです。
そういえばシノの顔の角度は単行本の表紙ときららMAXの表紙は全くといっていいほど同じですね・・・


さて二点良さを紹介しましたが、それだけではありません。
この漫画、結構独特な笑いを展開させています。

シノはアリスに対してフォローになってないフォローを真顔でしたり、アリスもシノの金髪を笑顔で否定したりとこの良い意味でのズレがアクセントになっています。


また1巻にして早くも新キャラが登場してます。
九条カレンの登場はすばらしい補強というかこの作品を面白いものにしています。
明るく、正直に生きている様はほんとにほほえましいというかなんというか。

ちなみにシノのアリスとカレンで両手に花と作中では喜んでいますが、単行本の表紙ではまさに実現してます。
ほんとに輝いて見えますよ・・・


そういえば作者のコメントによるとアリスはファンタジーの世界からやってくるという設定になっていたみたいですが、イギリスにして大正解ですね。
ファンタジー設定だとここまでの人気にはならなかったかもしれません。


ちなみに単行本では書き下ろし漫画とページ間での新規イラスト・4コマ、表紙裏ではシノのボケ?に対してドS?なアリスが見れたり見れなかったり。

きららMAXを担い、アニメ化の期待も高まる(勝手に)きんモザはすばらしい出来に仕上がってましたね!!