「野ばらの森の乙女たち」の感想

おたよしではなく、なかよしで好評連載中の「野ばらの森の乙女たち」の第一巻が遂に発売。

ブルーフレンズに続き少女漫画でも百合が登場するというのは、うれしいですね。
何がうれしいかというと絵柄、タッチが全然違うので、繊細さを感じれる点がすばらしいです。

さて以下、感想。

野ばらの森の乙女たち(1) (講談社コミックスなかよし)

野ばらの森の乙女たち(1) (講談社コミックスなかよし)


由緒正しきお嬢様学院へ通うことになった主人公、西園寺初実。
そしてその幼馴染で大親友の穂波さくら。

2人は寮生活初日、自分達の気持ちを確かめ合い、なにがあってもいっしょにいようねと手を握り合うほどの仲。

しかしその直後、初実は三条泉(王子様!)と出会い、コロッと心移りしてしまいます。
(おぉぉぉい?!そんなあっさり??)


その三条泉とパートナーの白川繭子は「音羽の華(ソーシャライツ)」と呼ばれる2年生の代表で、この2人の間にもいろいろあり、そこに初実も絡んでいって、本格的な三角関係へ。。。。

一方、初実の気持ちに変化に気付いた幼馴染のさくらは初美に平静を装いつつ、不安なまなざしで見つめるのであった。。。。


なんというか展開が早いです。
物語が始まったと思ったら3大イベントの一つというマリア祭というのがあり、初実と泉が急接近!
そして告白という・・・

気持ちを抑えられないというのは若い証拠ですけど、言い出せなくもどかしい!そういうタメがないんですね・・・
(と言いつつその役目はさくらなんですよ、きっと。)


構図自体はすごくありがちなんですけど、この作品の見所は、パートナーなんだと思います。
初実は一直線過ぎてわかりやすい。泉は初音に対してすごく思わせぶりで、わかりやすい。


繭子は作者のキャラクター紹介や、一巻最後のコマから何かやらかしてくれる意地悪キャラになりそうな予感。清楚なお嬢様がどんなことをしてくれるのか期待大。(まぁわかりやすいです)

そしてさくらは初実に対して、揺さぶりをちょこちょこかけています。今後どんな誘いをかけてくれるのかすごく楽しみです。


今後、ありがちな構図から清楚なお嬢様繭子と幼馴染のさくらがどんな動きを見せてくれるのかすごく楽しみです。


ちなみに独占欲と男女の生生しさを軽く見せつけるコチラもおすすめ。

ブルーフレンド 1 (りぼんマスコットコミックス)

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