つぼみ VOL.8 感想!!
芳文社の百合アンソロジーつぼみもはやいものでvol.8、8冊目です。
つぼみ VOL.8 (まんがタイムKRコミックス GLシリーズ)
- 作者: 私屋カヲル他
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/10/12
- メディア: コミック
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表紙は私屋カヲル先生です。
お嬢様と使用人って感じですかね?
恒例のオビですが、
「少女+たちひざ=やらしい沈黙」
訳「あなたへの ささやきことばを おしえてほしい。」
そして裏表紙では外出前にキスを要求するお嬢と照れる使用人。。。
カラーイラストは加茂氏です。
表紙めくったら制服姿の女の子が濃密なキスをかましてくれていたので、テンションあがりました(笑
今回のつぼみですが、安定期にある連載陣と様々な個性を持つ短期連載及び読みきり作品がバランスよくなっていて、男女ともに楽しめる作品のように感じます。
年の差、先輩後輩、上司部下、お嫁さん、お客さん、友達、姉妹、妄想、その他なんでも来なさい!みたいな感じです。
さて気になった作品の感想です。
もう二年たつという湊は、二年前乙女と出会ったときの話を思い出します。
出会った頃から乙女はしっかりしていて、どういうわけか万引き犯にされそうになった湊を助けます。
湊はそんな乙女(の容姿)に引き込まれ、惚れてしまいます。
そして赴任先の小学校の生徒であることを知った湊はアプローチをかけていきます・・・
今ではすっかり相思相愛の仲ですが、乙女がツンツンしていた時期があるんだなぁと思うと、新鮮。
次回、どういう経緯で2人の仲が深まるのか必見です!!
ひみつのレシピ 森永みるく氏
今回のひみつのレシピは破壊力ありましたね。
若槻が先輩に嫉妬して猛烈にしかけます。
しかし、それがきっかけでまたしても気まずくなる2人の関係。
悩む若槻のもとに先輩が現れ、あるレシピを教えてくれます・・・
オチは相変わらずで、鈍いゆうこりんなのですが、今回は復帰ということもあって、大満足でした。
ロンサム・エコー(下編) きぎたつみ氏
律子がピアノを弾けない理由が明らかになる完結編です。
まさか律子が傷物にされていたとは、そっち詳しい経緯も興味津々なのですが、ここはつぼみです。そーいうのはつぼみでは載らないのです・・・
さておき、なんか釈然としないのは、2人のつながりの描写が少なかったからでしょうか?たぶん、お友達としてスタートってことなら気にならないんですけど、3話費やした分にはお互いを強く想い合う描写が少なかったのが、個人的には残念なところですかね。
めとらば かずといずみ氏
前回衝動的に通い妻の小桃を追い出してしまった藤先生は、再び駄目人間に逆戻りします。別の家政婦を雇っても、仕事は捗らず、それはもう困ってしまいます。
そんなときに小桃が書いていたという小説と彼女の原点(と思しきもの)を発見し、彼女はある決心をします。
こういう相思相愛は大好きです。ハッピーエンドとはまさにこのこと。
すっきりと読めてよかった作品でした。
神様とあめふらし 由多ちゆ氏
友達になっていくお話で読みきりです。
女神という感じのふわふわ美少女あかりとボーイッシュな雨女夏子の出会いは保健室で、美少女が雨の中窓から頭を出してうなだれているところへ雨女が傘をさして、声をかけるというところから話は進みます。
変にトゲトゲもせず、作品全体がふわふわとしているので読みやすかったように感じました。
ふとめちっくらぶ 小川ひだり氏
Vol.8の中で一番癖のある作品でした。
むつみちゃんの太ましさが「ぽちゃぽちゃ水泳部」のカツ代に見えて仕方が無かったです。
タンデムLOVER カサハラテツロー氏
続きものですが、主人公が変わるので読みきりみたいに読めます。
田舎に帰ってきて、シマはメルとの再会を楽しみにしていました。
2人は中学時代はゴールデンコンビと言われていたほどの関係だったのですが、タンデムの実力は専門の学校で腕を磨いていたメルがシマを追い抜いていて、タンデムに久しぶりに乗り込むまでは、私でないとっていう思いを持っていたシマですが、スッパリと今のパートナーにメルを譲るのでした・・・
エンドレスルーム 藤が丘ユミチ氏
やばいこの双子すごくかわいい!!
こういうイチャコラが好きな人はいいんじゃないかと思います。
もちろん私も大好きです。
ゆめよりすてきな 縞野やえ氏
今回は読みきりで登場。
OLのお姉さんがキレイでかわいい女子高生を見て、百合な妄想をして元気になるというお話で、変にリアリティがあって困る(笑
逆に主人公の主観と見ず知らずの女子高生という客観を混ぜたような作品は少ないのでバラエティ的にはよかったです・・・
ただそれを読んで、満足している自分っていったい・・・
プライベート・レッスン ナヲコ氏
籠原さんとの急接近フラグが立ったのかと思いきや、はね先輩の所へ行って、タマコは悩みを告白します。
はね先輩も決意と苦労を敢えて告白し、タマコの背中を後押しするのでした。。。
いや〜トリ姉好かれてますね!
次回トリ姉とタマコの関係がどう進展するか必見ですね!!
個人的にはタマコ×籠原さんなんてのもありだったんですけどね。
伴奏を交替させられて以来、タマコは籠原さんに接近し、強気な態度で籠原さんと・・・みたいな(笑
にしても鶏に卵に羽に籠とは・・・
先日採卵場及び養鶏場に見学したので、結構思うところがあります(そうか?
うん、なんかエロそうだぞ。しかもロリだ!!
うーん。鈴木さんが帰ってくるのはいいとして、そんなにエロ漫画出身を入れてくるのっていいのかな?
でも玄鉄絢氏も少女セクトで有名になったし、あまり気にすることじゃないですね!!