つぼみ VOL.5 感想!!
芳文社の百合アンソロジーもついに5冊目です!
祝一周年にして30ページ以上も増加!
これで今年の冬は無事越せそうです。
つぼみ VOL.5 (まんがタイムKRコミックス GLシリーズ)
- 作者: 黒星紅白他
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/02/12
- メディア: コミック
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表紙は黒星紅白氏です。
メロンや虎などにて特典でありますので、早めにどうぞ!
さて表紙では右の女の子が美術室にてキスマークを沢山つけて、じゃれています。
恒例のオビですが、
「少女 + じゃれっこ = 太もも椅子」
訳「いじって ちゅうして たべちゃうぞ。」
太もも椅子!ってツッコミたいんですが、黒星紅白氏もブログで書いてますが、裏表紙はその続きがあります・・・
形勢・・・逆転?(買って確認しましょう♪)
カラーイラスト担当は小梅けいと氏です。
つぼみVOL.5の序章を語るにすばらしいイラストを残してくれてます!
さて気になった作品の感想を書いていきたいと思います。(ネタバレ注意)
エビスさんとホテイさん 最終話 きづきあきら+サトウナンキ
前回、ホテイさんがエビマヨへの本当の気持ちに気付いたところで終わり、続きが気になって仕方ありませんでした。
話は早々に仕事に追われ、時間が作れないエビマヨに対して、ホテイさんは彼女の力になりたいと悩みながら、ハナちゃん(+エビマヨ姉)のお世話をするためエビマヨ宅に通います。
そこで姉から驚愕の事実を告げられます。
しかしホテイさんは思ったとおりに行動できない私たちの「好き」の気持ちを悟ります。
一方ホテイさんとエビマヨの二人でいる時間はほとんど取れず、同僚からエビマヨが本社に戻るように説得されていると知らされます。
エビマヨはハナちゃんのことを大切にしていることを知っているホテイさんは、エビマヨの苦労を理解しようとします。
そしてある日エビマヨは「もう来ないで」とホテイさんに告げますが、ココからホテイさんががんばります!!
「私と 一緒にくらそう!」
もうあー!!って言いたくなりますが、続きは買ってみてくださいね。
終わり方に関して、正直これで終わりかと思うとちょっと物足りない気がしないでもないです。
しかし、私は虎で購入したのでペーパーがついて来たのですが、なにやら幸せそうな感じが伝わってきたので、ぼかぁ満足です。
星川銀座四丁目 第4話 玄鉄絢
前回、湊先生の失言(笑)により、お互いに恋人という意識が芽生えている様子から物語は始まります。
そして予想通りバレンタインネタです。
乙女ちゃんは先生のためにバレンタインプレゼントを用意しようとしますが、そこに先生の同級生だという大濠観月という女性が尋ねてきて、先生の過去を話し始めます・・・
それを聞いて先生の気持ちに不安を感じた乙女ちゃんでしたが、先生からのバレンタインプレゼントを見て、安心するのですが・・・
先生は家事全般ダメだからなぁ(笑)
新キャラ登場で、ますます目が離せなくなりますが、今回の話はちょっとブレイク的な話に感じました。
ロッシェの限界 関谷あさみ
関谷氏はやってくれましたね!
寝取り大成功?!
それはともかく、姉妹物から脱線した今作ですが、こーいう話は好きです。
友達から恋人への立候補の瞬間を描いた作品です。
キャンディ 鈴木有布子
VOL.5で最も見ごたえのある作品でした。
舞台は女子高、主人公は宮本可南。弓道部の二年生エースでカッコいいと校内では評判の女の子です。
もう一人は三年生の別所千秋。顔良し、頭良しの優等生です。
美化委員という接点で、別所先輩が告白した模様・・・というところから話が始まります。
なぜ私の中で評価が高いかというと、ストーリーの面白さですね。
恋愛は探りあいですよ。
パンチをかわしたのか、かわしてないのか、受け取ったのか、ノックアウトなのか・・・
そーいう微妙な心境や姿をさわやかに、そしてキレイに描けててイイナと思いました。
そしてハッピーエンドにしているところがよかったです。
先輩、花なんか纏っちゃって!!
次回も鈴木氏は掲載予定なので続きがあるなら、楽しみです♪
ひみつ。 大朋めがね
前回までの接点が・・・・無い!?
オビについている解説らしきものを見ると「うつり気ちゃんと一途ちゃん」とあります。
登場人物は基本3人。
主人公と友達、そして主人公の元恋人(これが前回登場したもなよの先輩だという情報がありますけど、雰囲気が・・・)。
主人公が一途ちゃんだとしたら、元恋人がうつり気ちゃんなのですかね?
友達の方は行動描写しかないから気持ちがわからないです。
そして最後の語りも切なげで、友達と主人公がカップルでないというのはなんとかく理解できましたが、難しい・・・
今回は切なげな話でしたが、相変わらず、読ませるのがうまかったです。
鬼丸さんの恋 宮内由香
まずタイトルイラストがかわいかったです。
ふとしたきっかけで好意を持ち、その気遣い、やさしさにノックアウトで作ってしまったマフラー。
ちゃんと渡せたのかと気になりますね。
わんらぶ 杉浦次郎
これまでの流れを一気に突き崩す衝撃作!
とりあえず笑うしかないんだろうなぁと。
スノードーム 堀井貴介
この作家さんは絵に若干の抵抗があったのですが、描くたびにうまくなってきているなぁとは思います。
話は最初、片思いかなぁと思っていましたが、ちゃんと両思いでよかったです。
恋のライバルは実はキューピッドだったという・・・
プライベートレッスン 第2話 ナヲコ
タマコちゃんとトリコお姉さん(ジャンプ漫画にあらず)の第2話です。
前回(VOL.3)からカムバックですが、タマコちゃんがかわいそうな・・・
クラスの出し物でピアノの伴奏をなかば無理やりさせられた挙句がんばってるのに、やっぱり出来る子にって!(出来る子はしゅごキャラのりまみたいな外見)
もちろん、それがメインの話ではありません。タマコちゃんはとり姉との時間が二人だけの揺ぎ無いものだと信じていたにも関わらず、りまたん(ちょっと待て)にもとり姉がピアノを教えていたという事実と伴奏を降りないといけなくなったことが、とり姉との信頼というか、大切なものを奪われてしまったように感じ悲しくなるというのがお話。
とり姉に慰められ、(変な妄想しないように)ピアノをもっとうまくなろうと決心するたまこちゃんなのでした。
続きをみたいですね。コメントで甘め百合になっているかととあるのですが、激甘でいいので、もっと見てみたいですね。
さて次回VOL.6の登場予定作家は以下です。
藤が丘ユミチ
新しい人が以上です。
犬上さんが漫画を描くというんだったらたまりませんね。
ラバーズやういういdaysでおなじみですよ。
天野さんは知らない方でしたけど、リンクからコミックハイでweb連載を持っておられましたので、チャックしてみたら、よさげですね、楽しみです。
藤が丘さんは検索しても情報がありませんでした(汗
矢直さんは芳文社の4コマ作家の方ですね。
なら漫画は見たことがあるはずですが、記憶に残ってない(汗
きぎたつみ
コダマナオコ(vol.4よりカムバック)
となっています。
コダマナオコ氏はvol.4で好評だったのでしょうか?
あの二人の続きなら大歓迎です。
「エビスさんとホテイさん」が終わってしまい少々パワーダウンを感じますが、次回は森永氏もいますし、玄鉄絢氏を筆頭にやっぱり豪華です。それでいて1000円を切る価格!
vol.5のおかげで冬は越せそうですけど、次は5月かぁ・・・
自分なにしているんだろう(笑