まんがタイムきららMAXについて

今月のMAXには「かなめも」全面プッシュのため小冊子がついておりますー

さて、MAXについて申し上げたいと。

文教堂雑誌売り上げ推移(9/10更新)

MAXの売り上げは悲しいかなきららグループで最下位(厳密にはフォワードが最下位なのでしょうが)でございます。

そりゃぁきらら三誌の中では一番後発でありますし、アニメ化の話題はかなめもが最初であるからして、注目度が低かったのはもちろん、部数が少ないのは妥当です。

だからこそこれからグイグイと上にのし上がって、もとい注目されてほしいなーと創刊時以来のファンとしては思うわけです。


MAXっていうとどーいうマンガが連載されているかわからない方もいると思いますが一言で表すと「マニアックな変態マンガとさわやかな萌え四コママンガが混ざりあった」雑誌です。(一言じゃないですね(汗


現在看板の「かなめも」ですが、石見翔子氏は前作「スズナリ!」で百合マンガ家として注目を集めました。(百合という自覚はそこまで強くなかったと思いますが)
(ただ最近ネタの練りこみ度が低く感じるのは多忙だからでしょうか。)

それはともかく、前作の人気を引っさげて「かなめも」は今のポジションがあります。

そして長らく看板だった、「イチロー!」も人気が大変あります。
絵柄、テンション、ネタではMAXでもトップクラスで、「かなめも」と「イチロー!」で二枚看板になっているんじゃないかなと勝手に思っています。

この二作品に関してはあまり読み手を選ばないのがミソで、「さわやかな萌え4コママンガ」に当たります。
(百合という要素があるのは語るまでもありませんが)


でこっからが「マニアックな変態マンガ」です。(ほめ言葉ですよ!?)

代表はkashmir氏の「○本の住人」でしょうか。
ずれたテンション全快のマンガです。

最近ではぷらぱ氏の「R18!」、かぐらゆうき氏の「おしおきっ!」も偏りまくりな変態マンガです。
(前者の主人公はおっぱいフェチで後者はM気質の主人公)

ぼかぁ、こーいう傾き加減が半端ないマンガが大好きです!

マニアックなネタでいうとすか氏の「ひろなex.」も忘れてはいけません。


ライトな読者とマニアックな読者の両方が楽しめるのがきららMAXの特徴です。
(最近では恋愛ものも増えて来ました。「ぽすから」がそうですし、「そして僕らは家族になる」もそうでした。
ただ「そして僕らは」は今月で最終回でしたし、ショタ向けの「魔法少女☆皇れおん(仮)」は来月で最終回です、よく挑戦したと思いますが、百合の流れが強いMAXでは流行らないとは思っていましたが・・・)


また最近、再編成の波で連載陣に入れ替わりがあるのですが、その中でも、みそおでん氏の「ラッキーストライク!」が上位に殴りこみをかける人気っぷりでございます。

確かに面白いです。
(よく考えるとキャラの名前ってボーリング用語から来てるなぁ・・・)

まだまだMAXは挑戦していくみたいなんで、まー読んでほしいなぁと思います。