コッミクエール!を読んで
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2008/07/10
- メディア: 雑誌
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コミックエール!の私が期待する方向性というのは、
「絵柄は少女漫画で、実際少女漫画が多いにして、そして尚且つ、百合要素も含んでいる。
またレディースマンガのような泥臭さ(ストーリーの重さ)にも期待」
という感じの方向性です。
さんぶんいち。/松沢まり
これが表紙なのは、今の段階では、当然というか、仕方ないでしょう。
この作品とさんぶんのいち。でツートップな状態です。
この作品は読んでいて面白いです。
長期で連載するとなるとどうなるかは、まだ未知数ですが、内容的には一番面白い作品だとおもいます。
御伽楼館/天乃咲哉
そこまで注目している作品ではありませんが、今月は面白かったです。
以上三つがエールコミック第一陣となるわけですが、まぁ、これらはいいでしょう。
問題は、というか私がなぜ?と思ったのが、
ですね。
作品が悪いとかじゃなくて、一応、少女漫画誌を志しているのにギャルゲーを漫画化ってどういうことなんでしょうかね??
正直、そういうのは、望んでいなかったし、こういうコミカライズは角川あたりにやらせておけば良いと思います。
きららグループ、もといエールに関しては自由な発想で誌面を埋めていってほしかったです。
そりゃ需要がありますから、完全に自由というのはありえませんがー
さて、コミック化第二陣は
あまだれ!/コダマナオコ
です。正直、絵柄は少女漫画ではない気がしますが、可もなく不可もなくな、作品です。
拒否反応もしない、かと言って、大絶賛はできない、そんな作品です。
話のペースが遅いというかゆるいので、ストーリーの進行次第では伸びしろがありな作品だと思います。
とはいえ、中堅ですよ。
第二陣といえば、
溺れるようにできている。/シギサワカヤ
ですね。次回から読みきりで再登場ですね。期待したいです。
この人くらいに話と絵に緊張感を持たせないとダメですよ。
この作品は良作ですね。移籍してきただけあります。
長く中(の上)堅として、きららでいう荒井チェリーポジションとして活躍してもらいたいです。
境界恋愛少年少女/水谷悠珠・かえで透
この作品は好きです。読ませてもらっています。
エールの方向性が決まらないうちは、いい感じに受け止めれます。
リスランタンプティフルール/さかもと麻乃
絵が独特な雰囲気を放っています。それがなんとかできれば。
うーん・・・
私は魔法少女物は好きですが、雑誌の方向性としてはどうでしょうか?
正直、サクッと!#$’($%
赤くない糸/仙石寛子
私の中で極めてオススメ作品です。
仙石氏と宮原氏で4コマ系(閑話休題的な)は安泰です。
今月の読みきりは
それは初恋のように/結桐たかし
でしたね。
面白かったです。
次回新連載の須田さぎり氏と結桐たかし氏あたりが連載で定着してくれれば面白くなるかもしれません。
とにかく、コアとなる作品はある!
あとは、他の連載陣をどれだけ雑誌のコンセプト(男の子向け少女まんが誌)に近づけるかが、勝負だと思います。
だから絵柄は少女漫画向けにしてほしなぁ〜
さて、流通数がまだまだ少ないと思うので、挑戦をしつつ(つまり流動性は大切)、しっかりと新人を送り出してほしいですね。
そう勝手に思っています。