つぼみ VOL.7 感想!!

つぼみ VOL.7 (まんがタイムKRコミックス GLシリーズ)

つぼみ VOL.7 (まんがタイムKRコミックス GLシリーズ)

発売しました!
なんとこれからは季刊誌ではなく、隔月発行です!!

つぼみ公式HP

恒例のオビですが、表紙は西E田氏が担当です。
プール掃除のワンシーンを描かれておりまして、

「少女 + 素足 = めくれろスカート」


「つながるはだとたいおんよ、たいようよりもあつくなれ。」

だそうです。(笑

「めくれろスカート」な時点でアウトー!みたいな気持ちですが、夏らしい訳になったなぁと編集のセンスに脱帽です。

カバーイラストはヤスダスズヒト氏です。
うーんキレイ。


さてさてvol.6から続きを気にさせる演出が作品には多かったような気がしましたが、隔月になったことによって続きが気になる終わり方がさらに多くなりました。
短編集に見られる読後感のスッキリさが少し減った気がしますが、今月はなんと言っても特典が強力でした!

表紙を飾った吉富昭仁氏、玄鉄絢氏、宇河弘樹氏、鳴子ハナハル氏、黒星紅白氏、カトウハルアキ氏、西E田氏のイラストと各々のこだわりがつづられています。

皆さん自重してください(笑
玄鉄絢氏は肌色率高すぎで、ぼかぁもう。。。

宇河氏もたまらないですね・・・
宇河先生、是非そのネタで連載をお願いします!!!



では気になった作品についてコメントでも。

ロンリーウルフ・ロンリーシープ(水谷フーカ
つぼみではすっかりおなじみのフーカ氏の新連載。
同姓同名誕生日も一日違いの2人が病院で出会い、運命的な出会いから互いに意識しあうも、自信の無さからか、一転気まずい雰囲気に。
でも勇気を振り絞って出した言葉とは・・・

ウルフさんがシープを襲う展開になるのかシープさんが実はウルフさんだったとか想像すると次回が楽しみで仕方ないですね!!
比較的まとまってて読みやすく読後感もさわやかないい作品でした。


めとらば(かずといずみ
主人公は売れっ子小説家で、この地位を離すまいと仕事を増やすために、軽い気持ちで家政婦もとい通い妻(笑)を雇います。
やってきた通い妻は日本人形のような和風美少女で、彼女と共に生活し、彼女の力無しには仕事がなりゆかなくなるまでになります。過密スケジュールの末に歯車が崩れ・・・

さて氏のHPにもありますが、前編後編の作品です。前編の後半から急転回を迎えて、あの幸せな日々が・・・と嘆いてしまいますが、次号できっとハッピーエンドを迎えてくれると信じてます!(願望!!


タンデムLOVER(カサハラテツロー
連載当初は不安の方が大きかったですけど、百合とロボットのテーマによく描かれてます。
今回は夏をテーマに海に実習に来てます。タンデムの汎用性は化け物か!
毎回カップルは変わりますが、それもまたいいですね!


Green。(大朋めがね
多くは語れない。しかし、vol.7では屈指のパワーを感じる作品。
慰め愛っていうのかなぁ・・・(ちょっと待て。


エンドレスルーム(藤が丘ユミチ)
前回の舞台であったホテルが舞台でございます。
どのような事情を持ったお客様であっても最高のおもてなしを致します。
落ちない汚れもキレイに落として見せます。
なんといってもスイートルームなんですから・・・

このメイドさん肝が据わってる・・・プロ中のプロですね!


ダーリン・ダーリン(縞野やえ
「うざくて、勘弁・・・」
気持ちのすれ違いから、追い詰められるマキ。
しかし(人生の)先輩から諭され、心境に変化が生まれ、それが行動へと変わり、二人の心は・・・

というわけで、ものすごい山場とかはないんですけど、ちょっとした変化で幸せが戻ってくるという・・・
こういうほのぼの(最後はそうでもないかも?!)は大好きです。


わたしの花(由多ちゆ)
夏なのに、暑さを感じない作品。
独特なタッチと淡々と進む話が、不思議といい感じです。
知恵熱

プライベートレッスン(ナヲコ
鶏ねぇの先輩いい女になったなぁ・・・
さておき、タマコは何も知らない自分に、やはり不安でならないのであった・・・


星川銀座四丁目玄鉄絢
待ちに待ったよ!!っと思ったら、なんとわずか3ページ。
しかしイチャイチャっぷりがすごいですね。
でもそんなに2人の仲って発展したっけ??と思う方は単行本を買いましょう!!!

今回のつぼみは星川銀座四丁目第一巻とセットで買って一冊です!!

当然玄鉄絢氏分は再録のマンガで補充できますが、是非単行本は買うことを薦めます!


さて次号ですが、LO作家の東山翔氏が初登場とのこと。
これは楽しみですね。

そして鈴菌カリオ氏も初登場。少女漫画家ということでどういう作品が描かれるのかも楽しみです。

また次号はGIRLFRIENDSが絶賛熱い森永みるく氏も登場。
森永氏はとりあえずガルフレを見事完結させてもらいたいですね!!

隔月ということで短編集感が薄れつつありますが、そのよさも残して、つぼみには良作の百合作品を生み出していってもらいたいものです。